- はさま整体院
座りっぱなしに気を付けて!
自粛生活を頑張っておられる皆様、ご苦労様です!
千葉県の緊急事態宣言の解除もすぐそこまで見えてきた様に感じます。あと少しの辛抱かと思われますが、今回は在宅ワークや勉強を頑張っておられる方のために、座りっぱなしは寿命を縮めてしまうかもしれないというお話です。
1日中座りっぱなしの生活を送ることは、心筋梗塞、脳卒中などの心血管疾患のリスクや死亡リスクの上昇と関係することが知られています。
米コロンビア大学の研究では、この研究では、1日に10時間以上の測定中、77.6%以上を座位で過ごしていた人を対象に調査して、「定期的に立ち上がり、連続して座っている時間を短くする」、あるいは「中強度から高強度の運動をする」ことにより死亡リスクは下がるという報告があります。
座りっぱなしの生活による死亡のリスク上昇を軽減するためには、運動への置き換えが有効であること、運動強度が低くても、30分の置き換えが利益をもたらすことを示唆しました。
具体的には、座りっぱなしの時間の30分を低強度の身体活動時間に置き換えると、早期死亡リスクが17%減少します。
さらに中~高強度の身体活動に置き換えると早期死亡リスクが35%減少します。
座っている時間を短くしても変化はなく、一度に1~2分の短時間の身体活動でも効果があります、とのことです。
筋肉の作用で考えると、座りっぱなしの時間が長くなると筋肉が硬くなり、ふくらはぎや足の筋肉の血液のポンプ作用が作用しなくなり、血液循環が滞るので、血液に関係する様々な病気のリスクが上がるという事ですね。
ただ、集中して作業したり考えたりしている場合は、集中が途切れてしまうので動きたくないという事もありますが、最初から1時間で区切るとわかっていれば、かえって短時間でキリの良いところまでやってしまおうとして、作業が進むこともあるのではないでしょうか。
一時間に一度、飲み物を取りに行ったりお手洗いに行ったり、軽く運動したりがお勧めですが、ふくらはぎのポンプ作用という意味では、座ったままでも足首をぐるぐる回してあげたり、足の指をグーパーしてあげるのも良いかと思います。
足の指を自由に動かしてあげると、下半身の血流も改善しますが、そのためにもピッタリとした厚手のタイツなどは家ではあまりお勧めできません。足元が寒い場合は、レッグウォーマーがお勧めです!
座りっぱなしは避けて、寿命を延ばして長生きしましょう(^O^)ではでは、皆様どうぞお気をつけてお過ごしください。