- はさま整体院
背中の痛みは胸椎の矯正で
何故か同じような症状の方が続いていらっしゃる事はよくありますが、今回は背中の急性の痛みの方が続けていらっしゃってました。
痛みの出る部分は頸椎から胸椎にかけてで、首を下に向けたときや前屈みの時の鋭い痛みがあり、左右どちらかにひねっても痛みが出ます。違和感が出てから数日経って、鋭い痛みで下を向くのが辛くなり、ご来院いただきました。
ほとんどの場合は頸椎から胸椎の矯正で痛みは2~3割ほどに減っていますが、何となく痛みが出た時から時間が経っている場合は筋肉に炎症があり、炎症が治まるまでは痛みが取れにくい場合もありますので、テーピングやアイシングをして筋肉の保護と回復をしていただきます。
筋肉に炎症があり、熱感がある場合はマッサージや長時間の入浴は避けて、アイシングをする方が回復が早まります。
アイシングはビニール袋に氷を入れて、10分ほど患部に当てて頂き、60分ほど間を空けてもう一度していただくと効果的です。
アイシングは深部までしっかりと冷やしてあげないと効果が薄いので、タオルなどを間に挟んでしまうと意味が無くなります。
胸椎の急性の痛みが出てしまう場合、一つの骨だけ矯正するのではなく、上下の椎骨や動きを妨げている椎骨を矯正してあげないと、またどこかにストレスがかかってしまいます。
胸椎が痛い場合でも腰椎や骨盤、臀部筋が動きの邪魔をしている場合もあるので、急性の痛みが良くなった後で動きに違和感が無くなるまでは矯正が必要です。
胸椎や頸椎から肩甲骨をつなぐ菱形筋や、肩甲挙筋、僧帽筋、起立筋に痛みが出るのは、頸椎や胸椎がずれて、椎間が開いてしまった結果筋肉が挫傷してしまう事が多いようです。
鋭い痛みがある前、1日~2日前に背骨付近に違和感がある場合がほとんどなので、その時点で矯正をしておけばひどく傷めてしまうことは避けられると思われます。
違和感が出ている場合は早めにお越しいただいてご相談いただけたらと思います。